【週報5】実家でリトリートした話、女性の価値観の話、AI美女生成の話

このブログで数週にわたって書いているように、9月は全体的に調子が良くなく、低迷した月でした。

独立や結婚から半年が過ぎ、そういうタイミングだったのだと思います。

そろそろ次のフェーズに上がりたいのに思うように上がれないような、変わりたいのに変われないような、現状維持の日々が続いていていました。

それをまるで低迷のように感じてしまい、自分の無力さが重くのしかかった感覚でした。

何事も、弾む時期もあれば弛む時期もあろうかと思います。

そんな弛む時期でした。

それを悪と思わずに、ありのままに受け止めたくて、だけど今の環境では沈む一方だったので、リトリートしに1週間弱、実家に帰りました。

(ゆっくり帰らせてくれて夫くんありがとう!)

実家でリトリートした話

実家では父と母を乗せて往復200kmドライブしたり、

父にカメラレクチャーを受けたり、

祖父母にウエディングフォトを見せてアルバムを作ったり、

存分にのんびりしたり、

『アミ 小さな宇宙人』を数年ぶりに読み直したり。

自然豊かな環境がもう本当に最高で、帰省するだけでリトリートになる実家があることに、心から感謝できたり。

特に最近は母の存在に感謝できています。

私がどんな状況にあっても、どんなに出来損ないの私でも、いつでも娘として受け入れてくれて、大丈夫って思わせてくれる母に本当にありがとうって思っています。

その愛を押し付けるわけではなく、私自身で気づかせてくれる遠めの愛も、10代の頃は寂しかったけど、今ではその時のことも全てありがたく感じます。

私はこれまで親との関係が希薄でした。(と思っていました。)

両親は私にすごく愛情を注いでくれて大切にしてくれてるのですが、やや放任主義的で「自由に生きれば?」というスタンスなので、思春期の頃は寂しさを感じていました。

なので関係性が薄いと思い込んでいて、親とのコミュニケーションが多くない子供時代を過ごしました。

親と距離が近づいたのは、むしろ家を出て上京してからです。

一人で生きるようになって、「あれ、私一人じゃ全然生きられんやん。」と気づいて、ようやく親のありがたみを感じました。

そして年も重ねたので、思春期のような気恥ずかしさもなくなり、30代に入ってようやく親との距離感が近くなりました。

そんなだから、物理的に距離も離れているし、今こそ親との関係を深くしたいなと思っています。

年に2回程度の帰省だけど、それでもこうして親といられることがありがたいなって、心から思います。

あったかい気持ちです。

“女性の存在意義”の価値観の話

祖父母にウエディングフォトを見せました。

(実はその写真でようやく夫の顔を知ったのです。早く会わせてあげたいなあ。)

そんなとき、ふと「子供の計画は?」と祖母から尋ねられました。

咄嗟に私はむきになって、「いまのところ予定はないよ。」と冷たく返してしまいました。

「予定はない」というのは、本意でもないし他意でもありません。

むきになってしまったのは、ただ、この価値観に反射的に反発したかっただけでした。

補足するように私が「今は子供産まん人も多いよ。」と言うと、

祖母は「昔は結婚したら子供産むのが当たり前やったからねぇ。」と言いつつ、私の言葉に同調してくれました。

こうやって同調してくれるところが優しいですよね。

祖母は私に対して悪意があるわけではありません。

祖母は“祖母の価値観”で私と向き合い、大切にしてくれているのです。

きっと祖母の時代では、「母になること」がある種の存在価値であり、女性にとっての重要なアイデンティティであったのだと思います。

しかし現代は、祖母の頃と比べ、多様な価値観が認められ始めています。

現代女性は「母親」にならずとも、自身の存在価値を感じたり、自己表現する場が多くあります。

しかしそれでもまだまだ変遷期でしょう。祖母の時代の価値観は、“負の女性性”となって、現代女性の心の奥に深く根付いている気もします。

“男性主体の資本主義社会”で生きる女性は、自身の女性機能を足枷のように感じることも往々にしてあると思います。

例えば月経の仕組みも、自分自身を痛めつける、腐った鉛のヘドロのように忌み嫌う人もいます。

毎日の仕事においては支障があるものなので、仕方ない気もします。

しかしこうした社会においては、本来は神聖であるはずの「女性としての機能」が、排他すべき忌まわしい古の産物になりかけているのではないでしょうか。

現在では女性の役割が増えて、女性の負担が増しています。

もちろん社会で活躍したい女性に選択の自由がある現代に感謝していますが、一方で家庭に収まる女性がまるで無能であるかのような偏見も持ちやすいのも事実です。

本当はそんなこと一切ないのに、スーパーウーマンの方が“理想的な当たり前の基準値”として認識されているような気がします。

私はそんな価値観に偏ってきていたので、祖母の言葉に反射的にムキになってしまいました。

祖母は祖母で私を大切に思ってくれている、そして祖母は自身の価値観を押し付けない。

それなのに、私が視野が狭くなっているあまりに反射してしまいました。

ゆったりとした広い視野を持ちたいものです。反省。

そんな帰省の最中、Facebookの知り合いの投稿でたまたま見かけた『ヒロインの旅』という書籍が気になりました。

ハードカバーで難しそうな本ですが、あまりにタイムリーなのでAmazonで即刻購入。

東京に戻る日の前には手元に届きそうだったので実家で受け取り、飛行機などの移動中に読み耽りました。

『ヒロインの旅』は、あの有名な『ヒーローズ・ジャーニー』の女性版。

働き盛りの女性が、男性的な現代社会でふと疲れた時に読むと、事故の女性性を思い出して安らげる、そんな本です。

あと1割程度を残して読み途中なので、一気に読み倒してしまおう。

これは一生持ち続けたい、大切な一冊になりました。

美女生成AIが仕事になった話

リトリート中も、仕事は当然くるのでポチポチ進めていました。

以前から継続的に依頼をくださっているクライアント様の方針が変わり、内容の一部にAI美女生成」が加わりました。

画像生成AIを使って女性のイラストを作成するのですが、これが面白い。

以前Stable Diffusionに挑戦してプチ挫折したので、今回はMidjourneyに挑戦!

Midjourneyはほんの少し前までDiscordを使わないと利用できないため若干のハードルを感じていたのですが、2024年夏からWebでも利用できるようになりました!

これは使わなければと思い、ようやくサインアップ。

単月33ドルなので高い…、1ヶ月5000円近くだよなあ…きつ…と思いながらも、ツールの習得はなるべく早い方がいい。

最近月の売上が下がっていたので財布の紐がキツくなりがちですが、こういう時こそ先行投資!

年間契約だと20%オフになりますが、まずは1ヶ月契約で試してみます。

やった後で、Stable DiffusionとMidjourneyどちらに本腰入れるか決めようと思います。

Midjourneyを早速使い始めましたが、Stable DiffusionのようにLoRAで雰囲気の枠を定められないので、生成のイメージと完成したもののすり合わせがやや難しい印象。

しかし操作そのものはStable Diffusionよりずっと簡単なので、Stable Diffusionいいかも!

高いけど〜!!

商用利用の観点から、 LoRAによってNGなStable Diffusionよりも、いちいち権利関係に頭を悩ませなくていいMidjourneyの方が楽かなという印象もあります。

まずはもっとMidjourneyを使い倒してみよう。

リアルな写真のようなイラストを生成するには、プロンプトにカメラレンズの指定をするのも良さそうで、これはカメラの勉強にもなるなあと思っています。

学ぶことがいっぱい…!!

Webデザインの知識とスキルをつけたくて、少しコーディングの勉強も始めようとしているところなのでやることが多い。

まとめ

そんな感じでリトリートしつつ、抽象的な観念や新しい学びに思考を使ってみた一週間でした。

のんびりしすぎたのでこの週報を書いているのは、翌週の日曜日!

2週空いてしまった。それでもログはサボらず残したい。

記録って大事。

のんびりリトリートして、おかげさまでHAPPYな気持ちを取り戻せました。

間もなく誕生日を迎えるので、これもまた節目。

また来週もよろしくお願いします!

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