セブ旅行
今週はいよいよセブ島の旅行!
やったこともタスクもてんこ盛りの1週間で、目が回るようでした。
月曜日、お昼過ぎの便でセブへ。
飛行機内ではひたすらダイビングの学科の勉強!
eラーニングのオフラインで閲覧できるテキストをスマホでひたすら読んでいたのですが、途方もない文章量・・・。なんなら文章を読むのが好きな私でも苦痛に感じてしまう量。こんな多いの??
内容自体は平易とはいえ、知らない世界だし知らない器材がいっぱい出てくるしめちゃめちゃ大変でした。
あとあと聞いたインストラクターの話では「あればスマホマラソンだよ」とのことで、ひたすらスクロールし続けるだけでも大丈夫だったみたい・・・。
正直ものがバカを見るとはこのことですが、自分やバディの命に関わる大事な知識なので、叩き込んでよかったです。
宿泊したホテルはデュシタニ・マクタン・セブ。
タイ発の高級リゾートホテルでとっても素敵な空間でした。
東南アジアの建造物の解放感って本当にいいですよね。
お部屋はワンランクアップグレードして、シー&ビーチ&プールビュー!
絶対絶対この部屋でよかった!!
宿泊に関してはもうひとつ課金。ホテルラウンジも利用できるようにしていてこれも正解!
予約時は「使わないんじゃない?」と思っていましたが、結果3回も行ったし、学科の勉強や入稿作業、あとちゃんと休憩としても利用したので累計で10時間以上は滞在しました。
超便利だったーー。
リゾートらしいのんびりした過ごし方なんてとてもできず、時間がなくてアセアセガツガツの極限状態だったので、提供されるドリンクやスイーツに救われました。
ダイビング講習、今年の目標が危ぶまれる・・・?
2日目は朝からダイビング講習。私にとっては初めてのダイビングで、海遊びも苦手。
緊張とワクワクが入り混じりながらの参加でした。
最初はストレッチやプールでの簡易的な講習。これは問題なくできたのですが、いざ海に入ると怖くてひよっちゃいました。
レギュレーター(呼吸器)で息が吸えない・・・!
肺活量がいるとはいえ、こんなに吸えないのなんで、、、
苦しくて悲しくていきなり講習を進められずに立ち止まっていたのですが、インストラクターが自前の呼吸器に交換してくれたら吸えました!!!
なんと。
私は「レジェンド」というお高い呼吸器じゃないと息ができないみたいです(笑)
なんてこった
インストラクターの呼吸器を奪った形で講習を続け、なんとか水深5mくらいまで潜ることができましたが、今度は寒くて断念。。
いくら冬とはいえ、セブの水温29度の海で、3mmスーツが寒いとは。
体がブルブル震えてしまい、私も水中で寒いと訴え、インストラクターがストップかけてくれました。
しかし今こうして客観的に振り返っていると、何かとできない理由を探しているだけのようですが、その瞬間はそれが限界だったんだよなああ。それが本能なのかなあ。
ダイビング、怖い。
1日目はあっけなく短時間で実技講習を切り上げ、2日目に挑むことになりましたが、その日の夜は怖くて涙が出てしましました。
最初に呼吸器で息ができなかったことがトラウマになっている。。
この最初で最大の難関を乗り越えられませんでした。
悲しい。
私は今年、「海ダイビングとスカイダイビングとマチュピチュに行って、地球を上下する!」って決めているのに、たった水深数メートルでひよって動けなくなるなんて。
情けない!!
2025年幕開け、いきなり1こめの目標達成と思いきや、プチ挫折です(笑)
まあいい。2日目は最悪ライセンス取れなくてもいいから、ダイビングを楽しい経験とすることに目標を下方修正しました!
その下方修正目標は無事達成!
なんとか講習を終えることができました。
にしても、出だしで挫けたので、時間がかかった。
もう少し海に慣れてからライセンス講習を受ければよかったな。
2日目の船で面白い農家さんと出会い、今後もご縁が続きそうな予感・・・!(深いことを教わったので、この記事の後半に。)
人との思わぬ巡り合わせも旅の醍醐味ですね。
休む暇なくひたすら入稿作業
せっかくのリゾートなのでゆっくりしたいのは山々ですが、終わらぬ入稿作業です。
結婚式で流すムービーを動画制作会社さんに2本お願いすることで申し込んでいて、その素材の入稿締切がこの旅行期間中なのです・・・。
式と披露宴に動画がいることなんて初めから分かってたから、11月から早々に取り掛かればよかった作業を1月ギリギリにやるという。
ギリギリで生きる夫婦なので、リゾート旅行中にぶっこむしかないない状況になりました。猛省。
旅行直前は、実家から送ってもらった大量の過去の写真を1枚1枚スキャンして、旅行中に写真選定。
これ、こんなに時間がかかる作業とは思っていませんでした。想像の3倍かかった。。
これをホテルラウンジでガッツリ進めました。
みんなリゾートできているから、PC開いてるのなんて私くらいだよ〜〜。泣
ダイビングから帰ってきて、夕方小一時間休憩して、そこから深夜3時まで作業して、朝方6時に起きてまた作業して、なんとか締切までに入稿完了!
業者さんに依頼するにしても相当な労力がいるので、フルで自作する人はすごいです。
私はオープニングムービーとプロフィールムービーはプロに依頼。
この動画全盛期時代に自作の“スライドショー感”があんまり気に入らないので、プロの力を頼ることにしました。
それでもあと2本はムービーを用意するので、それは自作します。
頑張るね!!!
最終日のお昼以降にようやくフリータイム!
午前中になんとか入稿作業を終えて、お昼以降にようやくフリータイム!
ヒャフー!解放だ〜〜ーーー!!!!!
ずっと指くわえて眺めていたホテルプールでようやくのんびりしたり、
スパに行ったり(大爆睡。何してもらったか1mmも記憶ない)、
スーパーで調味料を色々買ったり(お菓子より楽しい!)、
ちょっとお高いレストランで念願のシシグやハロなどを食べました。
あーーーようやくリゾートだよお。心休まった〜。
最後のレストランは木々に囲まれた素敵な空間でした。森林に囲まれるのが一番リラックスできます。
私はやっぱりどこまで行っても海より山派なんだなあと改めて思いました。
セブの人たちの暮らしを垣間見る
5日目の最終日は移動日。朝4時半起床、5時半出発。はや、ねむ。
ホテルから空港までの道中、セブの人たちの暮らしを垣間見ましたが、みなさん朝から行動が早いですね。6時前なのに小さなお店をやっていたり、通勤通学していたり。
(ダイビングインストラクターの話では、セブは暑いから学校も朝と夜の2部制と聞いたのでそういうことかも?)
フィリピン人の寿命は日本人よりずっと短くて、
誰かが亡くなったとき、日本人のように「どうして亡くなったの?」と聞くこともなくて、
ただ「神様からのお迎えが来たからだよ。」と思うそうです。
死ぬことが目標で行きている今世。
死を極端に避けたり、恐怖心がないのっていいなと思いました。
幸福とは人生とは何か
ダイビングで出会った農家さんが数日後LINEをくれました。
長い文章だったのですが、とても勉強になったので一部を引用させていただきます。
“リゾートから町に出ると、きっと見たくないものや知らないほうがよかったようなことがたくさんあります。
小銭を欲しいと手を出す子供や老人、乳飲み子を抱いた母親。物を売る子供達、バーベキュー屋さんの手伝いをする子供。ゴミだらけ、ドブの水が溢れてたり。
ただ日本にはなくなったエネルギーを感じるんだよね〜。とにかく、みんなお腹一杯ご飯が食べれることを願います。”
私はまだリゾートとその周辺にしか足を踏み入れたことがありません。
ホテルからダイビングスポットまでの道中、車内から小さなスラムを2箇所ほど見ましたが、あのような暮らしを送っている老若男女が東南アジアにはまだ多くいるのかと思うと、胸がぎゅっと苦しくなります。
ダイビングインストラクターのお話で、政策で水がとても安く普及していると聞きました。
素晴らしく良い話である反面、それが行われるほど衛生的に良くない暮らしを現代でも余儀なくされている、地球上どこに生まれるかの“格差”を考えさせられます。
フィリピン人の寿命は短いこととか、女性は高校を出る頃にはだいたい1人は出産しているとか、障害のある子はほとんど長生きできないとか、、日本とは対極ですね。
「現世は修行だから、死ぬために生きている」「死は神様からのお迎え」という意識も、宗教の違いこそあれど、
日本のとりわけ都会では、「生きているうちが華」だなんて思ってしまうので、こういったことに思いを馳せるのは海外旅行の醍醐味であり、人生の貴重な経験だと思います。
“幸福とは何か”という価値観が広がります。
日本や欧米、欧州など、世界の一部の都会では人が社会の“機能”として生きているように感じられてしまいます。
社会の歯車として存在していなければならない、そんな強迫観念も抱いてしまうほどです。
しかしセブで感じたのは、人間がより“なまもの”っぽいということ。
ただ、生きている。
そう、人はただ生きているだけで尊いんだと、改めて感じる瞬間がありました。
「私にできることは何だろう?」と考えることは崇高なことですが、
ただ、目の前・今この瞬間をなまものとして生きていることを「実感すること」の大切さを、思いました。
思い知らされました。
帰国して
具合が悪く、さっそく寝込みました。
旅行前から睡眠時間も足りていないですし、流石に疲労が溜まっています。
しかもお腹がピーピー。
汚い話ですが、おならするくらいのライトな感覚で下痢が出る大変な状況でした(帰国後3日目くらいで治った)。
なんででしょうね、水が硬水だから合わないのか、海水をたくさん飲んでしまったからなのか、普通に食糧が合わないのか(全部美味しかったです)。
仕事は普段から納期にゆとりを持たせていますが、流石にギリギリなものがあるので慌てて製作して納品して、
夕方からはコーディングの授業を受けて(今週からJavaScript!)、notionのコアなセミナーを受けて。
帰国翌々日は丸一日結婚式準備day!
装花の打ち合わせと、試食会と、バックヤードも含めた館内見学。
漠然としたイメージが形になりそうでよかった。
たまたま私たちが選んでいる披露宴会場担当のキャプテンが案内してくださいました。
とっても素敵な人なのでぜひ指名したいです。
「人で選ぶ」を私もされるようになりたいな。
まとめ
そんなてんこ盛りの1週間でした。
旅行でダイビング、リゾート、素材選定・ライティング・入稿、結婚式準備。
充実した1週間だった、、2,3週間分くらい一気にやった気分です。
ここまで書き上げると改めてすごいな。
よく頑張った。
また来週も頑張ろう!
コンディションを整えて、日常生活に戻るぞ!